もふもふ日記

猫とフェルト手芸の日常

猫玉 抜け毛からフェルト玉

日々のブラッシングにより蓄積された猫毛はインスタントコーヒーの空瓶等に蓄積されます。これがある程度貯まると洗浄・天日干し・色分け等を行った後に再ブラッシングを経て、薄いわた状のフェルト用猫毛として保存されます。

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このフェルト用猫毛を芯としていろいろな物を作ってゆくわけですが。通常フェルト手芸の芯に使用されるニードルわたわた(ハマナカ)等は、きつく押し固めないとふにゃふにゃになってしまい形状が整えにくいのですが。猫毛の場合だと最初から適度に固さが得られるために芯としては非常に使い勝手が良いわけです。

猫毛を芯として、その上を適切な色のついたフェルト用羊毛や猫毛で成形してゆきます。作品例は作品番号11番の果物いろいろです。

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うちでは丸い芯の状態のもの(猫玉)を廊下に転がして置き、適度にO次郎が転がしたりくわえたり蹴ったりすることにより、より繊維の結合が密接になるようにしています。ある程度遊ばれた猫玉は上質の芯として保存されることになります。