早朝6時前。ふと目が覚めるとO次郎はハンモックにはまり込み窓の外を眺めていたり、こちらをじっと見ていたり。
こちらをじっと見ているときは人間が起きるのを待っている時、すなわちカリカリが欲しい時だと思って間違いありません。この場は寝たふりするのが得策と言えるでしょう。
以前にはすぐにカリカリを与えたりしてたのですが、そうすると次の日からはも少し早い時間から近くでうろちょろしたりひとの手をかみかみしてみたりでうるさくなります。ここでがまんしきれなくなってカリカリを与えでもすれば、その次の日の朝はさらに早く起こされることになります。
というわけで気にせず寝る、または寝たふりを決行するわけですが。敵もさる者ひっかく者。猫ですが。
枕元に添い寝をして来ます。もちろん喜んでもふもふとかしたら負けです。ほら起きてたやんかとばかりに手にかみつくわ枕を爪でばりょばりょ引っ掻くわ。とても寝てはいられないのでじっと我慢です。のどをがーごんがーごんと鳴らしてうるさいです。えらい起床ラッパです。しかしながらそうこう10分ほどやりすごせばあきらめてどっかに行ってしまいます。ぷいっとあっけなく行ってしまいます。なんとか助かって寝られるようになりましたが、へたをすると早朝5時半に目が覚めてしまい大あくびの一日になってしまいます。
ところが数日前から起こし方のバリエーションが変化しております。なんと人の布団の上に登って監視することを覚えたようです。
もともとO次郎は抱かれたり膝の上に乗ったりすることを非常に嫌がるので、いきなり腹の上に乗ってこられると少し動揺します。
ああああ。珍しくO次郎が腹の上に、腹の上に。でも動いたら負け、動いたら負け。ああしかしモフモフの感触が感触が。しかし重い重い。7kgの重量がじわじわとじわじわと。
無理っ。
あまりの重さに寝れるわけもなく。少しの間、胸の上でこちらを見下ろすO次郎のもふもふを頭からしっぽこまで堪能した後、おとなしく降りてもらいました。
(乾燥ササミ1片使用)