もふもふ日記

猫とフェルト手芸の日常

O次郎 猫の水分補給

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暮れからお正月休みの間、湿度がとても低い日が続きました。


風邪などのウィルスが活発にならないように湿度40%を超えるのが望ましいのですが、年末の部屋の湿度が20%とか恐ろしく乾燥していたため、朝起きるとのどがイガイガしていることが多くありました。こうなると水分補給がとても大切になってきます。もちろん猫もですね。

 

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ベランダでじょうろの水をわざわざお手手に浸しては舐めているO次郎。けっこう真剣です。だいぶん部屋が乾燥していたんでしょうね。


猫にとっておしっこの病気は宿命ともいえます。腎臓病や尿路結石、膀胱炎、尿道炎ですね。これらの疾患は、猫がちゃんと水を飲めばある程度は防げるものと言われています。

もともと猫は祖先のリビアヤマネコの時代から砂漠で生活をしていました。そのため、尿の水分を再利用する必要があり、結果的に尿の濃縮や渇きを感じるのが鈍くなっていると言われています。排尿によって体内の毒素を外に排出するはずが、これが少なくなると毒素が濃くなり慢性腎不全などの泌尿器系の疾患が起こりやすくなります。水をあまり飲まない猫は、なんとか水分を補給できるようにしないといけません。

 

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流れる給水器をごくごく飲んでいるO次郎。

給水器は流れる水が猫の興味を引きやすいのでお勧めです。塩素の入った普通の水道水の方が長持ちしますが、浄水器の水にして頻繁に入れ替えても構いません。うちでは歯磨き薬を10滴混入する必要があるために、あまり入れ替えの頻度を上げないよう水道水を利用しています。毎日水道水を足して掃除は週に1~2回ぐらいです。


O次郎は乾燥ササミとか枯草を主に好みますので、ふつうの猫よりものどが渇きやすいというのもあるでしょう。何か食べた後はすぐに給水器などで水を飲んでいますね。この給水器とえさ皿との距離はあまり近づけないようにしています。給水器の水は清潔に保つ必要があり、エサも湿気が移らないようにしないといけません。うちでは部屋を分けていますし、おやつをあげる時もなるべく給水器から離しています。もちろん砂が飛散するトイレとは十分に離しています。どうしても離せない場合はこまめに水を入れ替えることですね。

 

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こちらはお風呂の脱衣場に置いてあるサブの陶器製水入れです。

高さがあるのと下部が安定しているので水をこぼすことはありません。水は毎日入れ替えます。


猫の1日の正常な飲水量は体重1㎏あたり約50mlが目安と言われています。
体重7.5kgのO次郎だと375ml。ドライフードの水分含有量が10%ぐらい、ウェットフードの水分含有量が75%ぐらいですから。カリカリが主食なO次郎の1日当たりに必要な飲み水は350mlくらいでしょうか。

 

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正月休み中、湿度が低い時期に出していた加湿器。

20%に落ちた湿度を40%以上になるよう調節していたのですが。水を入れ替える時に必ずO次郎がやって来て、貯水をちゃぷちゃぷと舐めています。ちょっとめずらしいのが楽しいのでしょうか。結構な量を飲んでしまうので、後で継ぎ足さないといけないことになります。

 

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せんぱい。

たくさんたくさんお水を飲んでまんぞくそうですね。