前回では針を使って柔らかいわたわた羊毛を巻いたねこ玉のベースを作りました。
後は、これに色の付いた猫毛や羊毛を貼りつけてゆき、いろいろな遊び玉やアクセサリをこしらえてゆきます。単に模様を付けるだけでも猫が遊ぶ時の食いつきが違いますよ。
羊毛を貼りつけると言っても基本は猫玉のベースを作る時と同じで、薄く毛をのばしたものを針を使ってちくちくと貼りつける感じです。
だいたい2巻きくらいを目安に貼るわけですが、貼りつける毛の向きがまばらの方が仕上がりがきれいになります。売っている羊毛などはストレート毛を束にしたものが多いので、そのまま使うと同じ方向のスジが目立ってしまいます。写真のビンから出ているクリーム色の羊毛は、肌色の羊毛と白色の羊毛をあらかじめいろいろな向きにミックスしてある製品ですね。
肌色を均一に貼りつけたら、今度は耳のパーツを作ります。
まず。同じ色の羊毛を使って平行四辺形の薄い板を作ります。
これを半分に切り分けて三角の両耳を2つ作り、それを頭にくっつけるのです。
くっつける前に三角形の二辺を面取りをするように差してゆきまっすぐに仕上げておきます。残る底辺は頭との接続面ですから、毛がほつれたままで大丈夫です。
今回はクマーも作りますのでクマーの耳は半円になるように仕上げます。
同様に、口の部分の盛り上がりを作るために白色で薄い丸いのを作っておきます。
なんかそれらしくなってきた、にゃんことクマー。
こげ茶色の羊毛を細くして針で線になるように差してゆきます。鼻と口や目はだいたいそれでできますよ。
にゃんこの方はおてても作ろうかとかいろいろ試行錯誤中。
クマーの方は簡単なのでもう完成ですよ。
にゃんこの方はもう少しクチの形を整えてから縞模様でも付けてゆきますかね。
ていてい。
あああああー
ろうぜきものーっ。
とゆうわけで。去年はいろいろ作りました。
今年は何を作りましょうかね。まあ、針のむくまま。毛の向くまま。
というわけで、フェルト手芸のご紹介でした。それではまた。