もふもふ日記

猫とフェルト手芸の日常

O次郎 ねこの背中

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猫ビームの光点めがけて飛び込むO次郎!ズザーっ!!
コートではだれでもひとり ひとりきりよっ。


なんちゃって。

 

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実際は横ではなく壁に向かって縦に背伸びをしているのですが。


まあ猫背やなんやとは言ってますが、それはおとなしく座っている時だけの話です。この時のO次郎の背中は反り返って弓なりですね。いやはや、ずいぶん背丈が伸びちゃいましたよO次郎(5歳オス)。

 

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押入れの上に登って寝場所を探そうとしているO次郎。


これはまさしく猫背ですね。うしろあたまはこげ茶とうす茶の縞模様になっておりますが、O次郎の背中の色は限りなく黒に近いこげ茶色。そこから一段薄い茶色になってからおなかの白いもふもふ毛に続いております

 

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えいやっ。押入れの上の段をめがけてにひとっとび。


この跳躍は足のジャンプ力と言うよりも背筋力がほとんどを占めているような飛び方ですね。背中が伸びて縮んだと思えばもう上の段にいます。伸びてからの頭の位置が縮む間に動かないので、せまい場所にも余裕で狙いを測り着地できます。

 

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さて。ベランダをパトロールする男の背中。


濃い色の背中から薄い色の毛が見えています。これは濃い色の毛の下に薄い色の毛が隠れているわけではありません。実は濃い色も薄い色も一本の毛なのです。

 

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O次郎の背中の毛を拡大。

少し見にくいですが、大きくしてよく見ますと一本の毛に薄い色の部分と濃い色の部分が交互に現れているのが分かりますかね。毛が伸びてゆく成長時期に応じて薄い色素や濃い色素が順番に押し出されているような感じです。あたかも最初からプログラミングされているような。

 

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背中の毛をこういうふうに押し広げるとよくわかります。
濃い毛と思われたのは毛先だけで、中は薄い毛になっており、根本はまた濃くなっています。

あたかも反物を織るように背中の毛いっぽんいっぽんがあらかじめ定められた意図に基づいて模様を創りながら成長しています。ちっちゃい時から大きくなって年齢を経てもずっとずっと。


ふしぎですね。