もふもふ日記

猫とフェルト手芸の日常

O次郎 トゲとお医者さん

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「すいません、口の中に何かとげが刺さっているような感じなんです。」

夜8時前、診察時間ぎりぎりに獣医さんのところに駆け込みました。


廊下で妙な体勢で身づくろいをしていたO次郎の様子が少しおかしいことに気が付いたのが夜の7時40分くらいでした。くちゃくちゃと口を大きく開いたり閉じたり、舌をぺろぺろと歯ぐきに当てながら手で奥の歯を掻くようなしぐさをしたり。これは魚の骨かなにかトゲが歯茎に刺さっているのではないのかな?

とはいえ、魚をあげたりしてませんし、だいたい魚は食べないのですが。

 

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無理やり口を開けさせて調べるものの、何がささっているのかよくわからず。歯ブラシで歯ぐきのあたりをブラッシングしたりしましたが、トゲが取れた様子もなくしきりに歯ぐきを気にし続けるO次郎。

時間を見ると8時前。うちのマンションから獣医さんまではわずか200mです。速攻で電話をかけて診察をお願いし、O次郎をむんずとつかんでキャリーに放り込み出発。大きいキャリーバッグは重たいのですが、急いで放り込む分には入口が広くて頑丈なので、割とすんなり入れることができました。そのまま駆け足で階段を下りてエレベーターへ。


病院に着いたら、さっそく先生が診察の準備を整えておいてくれました。


※写真は病院のカルテに貼ってくれたプリクラのようなシール。
余ったのを2枚もらいました。

 

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「暴れたら危ないので爪を切りますねー。」

先生は慣れた手つきでO次郎に毛布をかぶせて、まずは手足の爪を素早く切っていきます。そのあと、口元を押し上げて口の中を診察。


「これですかね、なにか刺さってますね。」

ライトを当てながらピンセットでつまみ出したところ。


爪?

抜けた爪が歯茎に刺さっていたようです。

そういえば妙な体勢であしの指をガジガジと噛んでいたようで。身づくろいをしている最中に歯茎に刺さったのですかね。


「爪は伸びる前に切ってくださいね。」

はいすいません。
と言うわけで大騒動のあげくに爪を取ってもらってめでたしの巻でした。

 

※写真の爪は生え変わりで自然に落ちた爪です。爪切りでこれだけ長く切ると血が出て大変ですのでお気を付けください。爪を切る時は先っぽだけで大丈夫です。血管が透けているところはダメです。

 

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家に帰るやいなや、にゃーにゃーとうるさいO次郎。

1年分鳴いているような感じです。普段全く鳴きませんから。
にゃーにゃーにゃーにゃー。


なんですか怖い思いをした分おやつを要求しているんですって?。いやいや。自分が悪いんですからしかたないでしょうに。まったくたちの悪いねこもあったもんじゃないですね。


仕方がないのでパウチをあげるの図。
まだまだうるさいのでちゅーぶも少しひねり出しましょうの図。
さいごに乾燥ささみをたべさせてようやく落ち着きました。

 

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おやつをせしめて満足げなO次郎。てへぺろ

やー、ひさしぶりにいやな汗をかきました。獣医さんの診察時間が終わる前でほんとに良かったですね。次からは早め早めに爪を切ることにいたしましょう。