もふもふ日記

猫とフェルト手芸の日常

猫毛フェルト ちびねこ

今回は、まゆ玉から「ちびねこ」ができるまでを簡単に説明してゆきます。

 

f:id:kazuhiro0214:20201123222545p:plain

まゆ玉はいつも通り。固く刺し固めた猫毛ベースに柔らかいわたわたの層をかぶせてから、白い猫毛で覆って作ります。


まず最初におめめを決めます。今回のちびねこのモデルさんはおめめが丸くはっきりしているので、市販のさし目クリスタルアイを使うことができます。

顔の部分に10mm間隔の穴をあけてクリスタルのさし目を入れます。目が決まったら、次は鼻と口のところを少し盛ってだいたいの目安にします。あと、手足になる長細い部品も作っておきます。

 

f:id:kazuhiro0214:20201123222823p:plain

目に黒い毛糸でスミを入れると、にわかに表情がはっきりしますね。


モデルさんの毛色を確認しながら、茶色と白や黒色の毛糸を混ぜて中間色の毛糸を作っておきます。実際には刺しつける際に出来を見ながら色を足したり引いたりします。今回のモデルさんは久しぶりの長毛さんですので植毛用の毛色も混ぜて作っておきます。

 

f:id:kazuhiro0214:20201123222936p:plain

おててと耳を付けている所です。


耳は、白い毛を刺し固めた薄い板状パーツと茶色の板状パーツをくっ付けて作ります。あまり凝りすぎて修正するとどんどん分厚くなってしまうので、ほぼ一発勝負。多少の色違いは大目に見てもらいましょうね。口元のふくらみは少しづつ毛糸の層を足してみて、よい頃合いを探ってゆきます。

 

f:id:kazuhiro0214:20201123223043p:plain

顔の模様がある程度決まったら、うしろあたまから背中の模様を付けてゆきます。
モデルは長毛の三毛さん。しかも模様は複雑。はてさてちゃんと完成するのでしょうか。

あんよを取り付けて変に傾いていないかをチェック。さらに、これにしっぽを付けた状態で一度バランスを取る必要があります。最後に植毛がありますのでそのうえでバランスの微調整を行い完成になります。

 

f:id:kazuhiro0214:20201123223139p:plain

ひょっこり。はい、小次郎ですよ。


今日のおともだちは元のらねこということですが。たぶん、せんぱいとおなじノルウェイジャンにまちがいないでしょう。

 

 

f:id:kazuhiro0214:20201123223212p:plain

というわけで。
もふもふさんちから、あーちゃんねえさん(たぶん8さいくらい)のごしょうかいですよ。


もふもふさんのところには。あーちゃんねえさんの他にムシャぼうねえさんと、さいきんあたらしくはいったのらねこのミューせんぱいがいるそうですよ。ねえさんたちとなかよく過ごせるようになればいいですね。

 

tmofumofu.hatenablog.com

 

 

f:id:kazuhiro0214:20201123223316p:plain

あーちゃんねえさんのせなかビューですよ。


三毛のもようがふくざつすぎてもうたいへんですね。

うしろできょうみしんしんのかたがたは、うちの長毛さんなかまですね。

 

f:id:kazuhiro0214:20201123223354p:plain

とゆうわけで、あーちゃんねえさんでした。
こんごともよろしくおねがいいたしますね。


さいごはもふもふ日記らしいノルウェイジャンそろいぶみですよ。