もふもふ日記

猫とフェルト手芸の日常

O次郎 株腐病

先週の猫草。葉が幅広くピンとしておりいい感じでした。


出穂が始まって、これはいい枯草ができるなあと思っていたのですが。

 

 

出穂の次の日に、大量の茎折れが発生しました。


三号と四号鉢が総くずれ、一号二号鉢も部分的に折れています。茎を調べてみるとなんだかふにゃふにゃのストローみたいな感触で葉もしおれはじめています。

 

次の日。なんだか電子レンジでチンしたみたいにしなしなです。
ちょっと触るだけで茎がポキポキと折れてしまいます。


あれれれ。これはいったい何が起こったのでしょうか。
ちょいと専門家のせんせいに診てもらいましょう。

 

あーこれはあかんわ。かぶぐされびょうやでこれは。
麦によくあるやつで、出穂する頃に茎がすかすかになってしもうて、あっという間に倒れたりしおれたりするんや。

な、なんですってー。

 

株腐病(カブグサレビョウ)

株腐病は糸状菌が病原菌の土壌伝染病害で麦類に発生する。本病の発病は播種時以降の地温が高いと多くなる。冬期には発病がいったん停止するが、春になって再び発病が増加する。発病すると病斑部で折れやすくなるため倒伏することがある


とりあえず、状態のひどい三号四号鉢は撤去しました。一号二号も原因が菌による伝染病である以上、撤去やむなしですが。とりあえず今後のために離して少し経過観察をします。

 

枯草はまあ昨年のモノがまだありますし。パンパスグラスは使用した土が違うためか元気なので、O次郎がかじるぶんには問題はないと思いますが。とりあえず普段だとやらない春仕込みで新しい猫草を一鉢ぐらいは仕込んでおこうと思います。


結果的に、ベランダの見晴らしがだいぶんよくなりましたよ。
なんですかO次郎くん、何か見つけましたか。

あら。ちゅんちゅんが鈴なりですね。
春になって桜が咲いてきましたので小鳥たちも元気に飛び回っております。


まるで串にささった、いえ何でもありません。