ふと廊下を見たらO次郎が妙な姿勢で身づくろい。
廊下の壁に足をくっつけて、猫じゃ猫じゃ(※)みたいですね。
※江戸時代後期から明治時代にかけて流行した日本の小唄・端唄。
またの名を「おっちょこちょい節」。
猫じゃ 猫じゃと おしゃいますが
猫が 猫が下駄はいて 絞りの浴衣で来るものか
オッチョコチョイノ チョイ
蝶々とんぼや きりぎりす
山で 山でさえづるのが 松虫 鈴虫 くつわむし
オツチヨコチヨイノチヨイ
ふう。
ひと仕事終わったから寝よっと。
身づくろいが終わったOちゃんは、そそくさとバリバリボウルの所に寝にゆきましたとさ。めでたしめでたし。