やってきた。やってきた。やーってきたぞ。
黒いあいつがやーってきた。
朝、少し風が吹いて涼しいのかO次郎がベランダの巡回を始めましたが。また奴が溝にハマってましたよ。
そう。ベランダの溝でわきゃわきゃとうごめくカナブンさんです。
ちぇすとーっ。
さて。前回は鼻面をわきゃわきゃされて逃げ帰ったO次郎ですが。
今日は果敢にも飛び掛かってゆきます。
って、あれれ。
もう帰っちゃうんですかい、だんな。
こりゃまた鼻面をわきゃわきゃされたようですね。
「今朝はこのぐらいにしといたるわ」。
いや、ぜんぜんリベンジできてないですやん。
さて。おひさまがご機嫌で照り付ける午後の部。
O次郎はまた虫を見つけたようですよ。
って、あきませんやんか。それはセミですよ。
しかもセミ・アライブっぽいです。いきなりじーじー鳴きだしたら怖いですよ。またびっくりして部屋に逃げ帰るパターンですよこれは。
Oちゃん逃げて―。逃げて―。
え?
返事がない
ただのしかばねのようだ。
おや?セミファイナルでしたか。ひっくり返っていないのは珍しいですね。
確かによく見れば手足が曲がっていますよ。
なんと立派なセミの立ち往生ですね。
ひっくり返ってもがくこともなくこと切れたのでしょうか。
次はどんな虫がくるのかなー。
わくわく。
いやいや。そんな頻繁に来なくていいですから。だいたいここは7階ですよ。なんでわざわざこんなところまで登ってきますかね。
まあ。
どうせ次に来るのはカメムシとかですよ。きっと。