もふもふ日記

猫とフェルト手芸の日常

O次郎 ぱんつのゴムで遊ぼう

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ぱんつのゴム職人の朝は早い。

今日も今日とて、ぱんつのゴムを伸ばしたり縮めたり。


ピンクのゴム紐に手をひっ掛けてその伸びしろをコンマ1ミリ単位で見極める。まさに職人ならでわの観察眼であろう。

 

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そんなわけはありませんね。だってねこだもの。

これはぱんつのゴム紐にO次郎の大好きな竹の耳かきをくくり付けた物です。


この耳かきは机の上のペン立てに入れてあるのですが、何故かO次郎はこの耳かきの噛み心地が気に入っていて、夜中にこっそりとペン立てから器用に抜き取って遊ぶのです。朝見てみるとよくこの耳かきが床の上に落ちています。

さっきから、ぱんつのゴムから耳かきを外そうとしています。

 

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ていっ。

あらあら。おててとあんよを器用に使って、ゴム紐をくちにくわえた耳かきから外しちゃいましたよ。なんという執念でしょう。


戦利品の耳かきをがじがじと思うさまに噛んでおりますよ。
がじがじがじがじ。

 

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それでわ第2ラウンドに参りましょうか。


この遊び。通常は歯みがきの効果を期待しているのですが。
どうでしょうかね。

 

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ふんすっ。

大きなためいきを吐くO次郎。ひさびさの大興奮でしたね。


さて実は、今回の遊びは歯みがきとは違う別の事を確認しています。何を確認しているのかと言えばO次郎の左手の爪が問題なく出し入れするかの確認ですね。

 

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右側に並べた3つの爪が正常に剥がれた爪です。

猫の爪はペンのキャップを重ねたようになっていて、新しい爪ができると一番外の爪が剥がれます。これにより鋭くとがった爪になり、獲物を捕まえやすくなるのです。これはよく絨毯とかに引っかかっているのを見つけることがありますね。


問題は右の剥がれた爪。何重か重なって変形していますね。

爪が剥がれずに重なってゆくと、爪がどんどん太くなって指にしまい込むことができなくなります。そのまま放って置くと指が痛んだりしますので要注意です。

 

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数日前にO次郎の左手親指の爪がえらく太くなっているのに気が付きました。

すぐに取ろうとしたのですが、嫌がって触らせてももらえません。爪が仕舞えず、痛みもが出ているのかもしれないため、土曜日に獣医さんのところに連れて行こうかという事になっていたのですが。

土曜の早朝に廊下に落ちているのを見つけたのが、この剥がれた変形爪です。


すぐにO次郎の左の手を確認してみたら、爪が細くきれいになっていました。どうやら夜中のうちに自分で剥がしたようですね。触っても嫌がらなかったので、すぐに爪切りで短くしておきました。やれやれ。獣医さんのところに連れて行かずに済みました。


というわけで、今日はご機嫌でぱんつのゴムに爪をひっかけております。
おっと。肉球のケアも忘れてはいけませんね。ぺろぺろ